書籍の裏表紙のような版画を作ろうと思い制作した。
書籍の表紙のことを扉絵という言い方をするが、イメージの部分を壁に埋め込まれたドアのように仕立ててみたら物語へ誘う扉みたいになるのかなと考え額装してみたことを覚えている。
夏に散歩をしていると至る所で人の背丈以上に成長した虎杖を見かける。特にたまに訪れる山の麓の温泉の駐車場には毎年大量の虎杖が発生して壁のようになっているのが印象に残っていたのだが、数人に聞いてみてもそこの温泉の虎杖を気にかけているものはいなかった。