TOPICS

虚構採掘プロジェクト

2022/水性木版画

commentary

書籍の表紙のような版画を作りたいと思い制作した。
実在する景色と存在しないキャラクターで構成している。この風景は私の散歩している場所の一つだ。この地域は雪が多いためなのか用水路が各所に点在している。 こういうひっそりとした場所は子供の冒険心を煽りそうなものなのに用水路で遊んでいる子供を見たことはない。
ぼうっと水面を見ていると昼間であっても星というのは頭上に存在しているのだからこの水面にも実は見えない星が反射しているのではないかという考えが浮かんだ。

戻る